2008年12月24日水曜日

【アンケート紹介(WIP)】

WIPに足をお運びいただいたお客様の感想を、以下にご紹介させていただきます。


●去年、おやつの時間堂にて「小屋入りから一週間の制作過程を公開して最終日に本番」という企画で上演された演目。両方を観ると比較したくなるかもしれません。しかしこれらは完全に別物。 今回はじっくり稽古をしているのもあって質感が違った気がします。視覚的ではない意味で、色が濃かった。白いキャンバスを適切な色使いで染めていました。先述の企画の際にはタッチが荒い部分もあり、それが生命を感じさせもしたのですが。その時はどちらかと言えばパフォーマンスに近いライブ感でした。それからするとこちらは地に足が着いています。そしてその分、純粋に演劇として観ていられます。普段観ない方にもオススメ出来ると思います。観る側が大笑いや大泣きをしたくなる様な場面はないけれど、微笑んだり切なくなったりはするはず。勢いで感情を押し付けるのではなく、自然と引き寄せて移入させる形。『演劇って何が面白いの?』という問いに対して理想的な答えがこの演目かもしれません。


●こりっち舞台美術!「吉田武彦」さん
http://stage.corich.jp/watch_done_detail.php?watch_id=31104
5日間のワークインプログレスのうち3回足を運ばせて頂きました。この演出家、この役者陣です。絶対ただでは終わりません。期待を裏切らない!日々成長!噛めば噛むほど味が出る!何回でも足を運びたくなる!・・・それは難解な問題が解けた時の喜びを味わうために!!


ご来場、ご感想ありがとうございました!