2015年3月31日火曜日

歌の才能もダンスの才能もなかった(歌編)

歌を歌うのが大好きで
いつも大きな声で歌っていた。
学校の成績はなんでもよい方だったのに
音楽だけが芳しくない

な・ぜ・だ

いつも一番前で
大きな声で歌っているのに…

通知表のコメント欄を見てみると



「音程が取れない」




…なるほど。

ばっさりきたなティーチャー

小学校って積極的にやってれば5取れるってわけじゃないんだな
世間てのは世知辛いのだ、
一生懸命でどうにかならんのだ
ということをこの時知ったような気がする。


ちょうどこの頃、
カラオケなんてものが流行り始めて
カラオケいったことあるとかっこいい
って風潮があったので、
安室好き友達と行ったのだが
安室はキーが高かったのと、
友達があまりにもうまかったので
恐縮して、これなら簡単に歌えるだろうと
SMAPのシェイクをいれた。

聴きなれたイントロ
車の中で何度も歌っている曲
歌詞も完璧に覚えてるし
これならいける、レッツゴー!
と自分を励まし歌い始めたのだが


あれ?
マイクで歌うのって難しいな
てゆうか思ってるように歌えない!!


初めてのカラオケ一曲目は
どうにも消化不良で終えた。

自分でもうまく歌えなかったと思ったのに追い討ちをかけ
一緒に行った友達が

「超~へたくそ~(爆笑)」

と完全に私がネタでやったかのように
爆笑かましてきやがった

違う!ネタじゃない!
本気で歌ったんだよー!

という心の叫びは口には出さず


「あんま、知らない曲だからね
安室はキー高いからなー」


とかなんとか言って、
もう歌わなかった。


私のカラオケデビューは苦い思い出で終わったわけだが
好きな歌がどうにも下手なんだ
という現実を突きつけられた私は
落ち込ん…

でなんかいるわけない。
今以上にポジティブシンキングだったので

絶対歌うまくなって、てめえら見返してやるぜー!!

てな具合に努力でどうにかしようと心に決めたのである。
当時私は自分に不可能はないと思っていたのだ。


まず私は電気屋さんにいき、
なけなしの小遣いで録音できるテープレコーダーを買った。

CDを聴いて歌う、同じに歌えたと思うようになるまで何度でも歌う。
CDと同じに歌えたと思ったら録音、録音して聴いて違う部分を修正
そしてまた録音。

ということを毎日永遠と繰返した
このときに練習したのは福山だった。

レコーダーで自分の歌を聴いてるところに
お母さんに部屋をあけられ
何してるの?
と言われ恥ずかしい思いをしたこともあったが
くじけなかった。


そんなことを2年間繰返しただろうか(長い!)


その間私は一度もカラオケにいかなかった。
そして中学2年生になったばかりのとき
みんなでカラオケに行こうという流れになった。


きた、ついにこのときがきた


内心びびりまくっていたが
大丈夫私は毎日歌っている
録音したテープは本物にだいぶちかくなってきた
いける
今の私ならいける

と勇気を振り絞り
歌います。
聴いてください
安室奈美恵で
SWEET19BLUES




…スウィースウィーナイーンティーンブルーーース♪




みんな無言で聴いている
マイクを久しぶりにもったものの
感触は悪くない
なかなかいけてると自分では思うのだが
その評価たるや!!



曲が終わるとみんなが



「めっちゃうまいね」


と!


!!!



おお!


まじか!


やべえ!

しかも採点マシーンは96点!!


まじか!



いやー
そんなことないよー
とかっこつけたけど
ガッツポーズでしたね。


やってやりましたよ。
まんまと歌うま中学デビューを飾りましたよ
あの2年間は無駄じゃなかったね。
やってやれないことはないね



というサクセスストーリーが
あったんですけど
とはいえ元来あまり歌の才能がない私なので
ハモリはいまだにからきしでした。

ピヨピヨレボリューションやるまえまでは

長い前フリでしたね

そうなんです
私歌下手だし音程とるの苦手ですけど
どうやらピヨピヨレボリューションで特訓してたらですね
結構ハモれるようになってきたんですよ!
すごいですね!
ピヨレボはハーモニーがすごいので、
遅れをとってはならん!
と特訓してもらいましたらまさかの
上達!
おかざきめぐみすげえ!
もちろんまだまだ練習中ですが
本番までにはすんげえのかませるよう頑張ります!


てなわけで
土砂降りぶりっこお楽しみに!!